こんにちは、スコットです。

昨日の記事
は本家の「安井涼太」さんにもツイッターで取り上げていただき、




PV数も一気に伸びてありがとうございました(笑)



今日は、「追走力」とのもう一つの武器、「瞬発力」について書いていきます。

まぁ簡単に言うと、上がり3ハロンの数字なのですが…。


いまや、競馬新聞でなくてもそこかしこで聞く「上がり3ハロン」について。


では、どうやって評価していくか。

そこで私が参考にしたのが、ラップといえば外せない「上田琢巳」さんの著書
ラップトリックです。




勝ち馬はこの数字でわかる!ラップトリック [ 上田琢巳 ]
勝ち馬はこの数字でわかる!ラップトリック [ 上田琢巳 ]








ここに書いてあったこと、


競走馬の上がり3Fタイムの価値を図るためにチェックすべきは次の3項目。
・同じレースに出走している他馬の上がりとの比較
・レースの上がり3Fラップとの比較
・レースの上がり3Fラップの推移


「ラップトリック」14ページより引用しました。


ここで私が注目したのは上2つ。

この上2つが示していることは

上がり3Fとはあくまで相対的なもの

ということなんですよね。


もちろん、そんなの知ってるよ!!と思う方も多数いらっしゃると思いますが、再確認するのは大事なことです。


僕は今まで、上がり3Fを評価する際に、

馬場補正と脚質補正をして、各コースの基準タイムと比較する


という手法を主にとっていました。
もちろん、上がり順位も指数に組み込んでいましたが、あくまでサブでした。

なぜなら、追走力の算出に各コースの基準タイムを用いていたからです。
それに瞬発力を組み込んで一つの指数とするには、どうしても同じように上記の手法をとっていました。

ただ、お分かりのようにそれでは、極端な例ですが、

中山1600mで32.0という超速い上がりを出したけど、上がり順位は15位

みたいな馬の瞬発力がすごい高くなってしまうんですね。

なので、今使っている「瞬発力」は

・レースの上がり3Fラップとの比較
・上がり順位


を用いて算出しています。

そうすると、当該レースにおいて、その馬がどれだけ速く上がり3Fを走れたか、が測れます。

そのようにして、今は「瞬発力」を算出しております。